徳島大学 合気道部

三瓶合宿感想文

◎藤田悠太
 昨年に引き続き2回目の三瓶合宿。今年は前日に鳥取に行き鳥大で稽古した。その後大くんの家に泊めてもらい三瓶へ向かった。大くんありがとう。三瓶での部屋はOB部屋。年長者になったことで自分が1年生のときのOBさんのようなOBになっているのかということを自問自答していた。三瓶合宿恒例の天体観測はあいにくの曇り空でプラネタリウムに、レクリエーションのスポーツ雪合戦ではズボンと靴下が破れ、バウムクーヘン作りでは蜂に襲われながらくるくる回した。
 さて、稽古は夏休みの暑い中での稽古とは違い三瓶山の涼しい環境の中で行われた。昨年同様鳥大さんの人数に圧倒されながらの稽古は合宿に来たと感じさせてくれる楽しいものだった。師範稽古は武器は気結びの太刀と毎年恒例の片手取り呼吸投げと諸手取り。体の変更の腕の形から小胸筋を使わないようにと意識しての稽古となった。幹部稽古では昨年よりついていくのに必死にならず技に落ち着いて臨めたと思う。
 最後に、内田先生、お弟子さんの皆様、鳥大、徳大のみなさんありがとうございました。合宿おつかれさまでした。

◎竹内幸熙
 大学二年目にして行きました三瓶山合宿。今年の夏は小豆島合宿には集中講義がかぶってゐたので行けさうもなく,初めてといふ事もありました故,鳥取大学の三瓶山合宿に行くことにしました。恥づかし乍ら,自分は三瓶山が鳥取に在るとばかり思うてをりました故,鳥取大学前から思ったよりも遠い米子を越えて島根に向かふときは,我は鳥取の島根に在る三瓶山に行くものかとよくよく訳の分からぬ事を思うてをりました。
 さて,此の合宿は久しぶりの合宿と云ふより久しぶりの稽古でもありましたので,勘を戻すことから始めたものでどうも師範稽古でしっかりと動けたものか,今から思ひましても首を傾げざるを得ぬものでありました。しかし,師範稽古はいふにあらずも合宿といふ場のおかげか体の変更は之がきっとさうらしいといふ形により近づいたので,嬉しかったです。諸手取り呼吸法は逆にどれが良いのか分からぬなり,再び向き合ふことになりさうです。
 小豆島の合宿より一日多い合宿ではありますが,緩急あって楽しい稽古ができました。



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