徳島大学 合気道部

岡山合同稽古感想文

◎藤田悠太
 今年で4回目の合同稽古。バイクで岡山へ。バイクの不調を感じ、バイク屋で見てもらうといろいろと修理するところがあり日々の点検の大事さを知った。
 さて、今年も大勢の方々と稽古させていただいた。稽古前恒例の諸手取り呼吸法。上岡さんに前もうちょっと力強くなかった?と言われ、最近力が弱くなったかなと思っていたので、指摘されたことで力が弱くなったことに悲しさと稽古がんばろうという思いになった。合同稽古は両手取りだった。入り身投げではぶつかる、手が抜けない、気の流れでは、あっぶつかった、そう思い続けたまま終わった。
 直会では、バイク屋によった関係でお風呂に入れなかったのは残念だったが、永井のスピーチや鳥大の同期や神例さんとお話しでき、楽しい時間だった。
 最後になりますが、内田先生ありがとうございました。また、合同稽古に参加されていた皆様、今年も楽しい合同稽古になりました。ありがとうございました。

◎大久保隼人
 去年は初めてということもあって緊張していた合同稽古前ですが、今年は合同稽古の日が近づいてくるとあの独特の空間での稽古を待ち遠しく思っていました。
 着くやいなや諸手取呼吸法。今年は袴を穿けるようになったこともあってか他大学の一年生などにあちらから相手をお願いされることもあって、一年やってきて先輩になったんだ、適当な事はできないなと改めて感じ、細部まで意識して行いました。しかし、全体での稽古が始まってからの諸手取呼吸法の時、丁寧にやろうとゆっくりになっていると師範に「一技二秒」と言われ、その時間は丁寧にかつ二秒以内に投げる壁と戦う時間になりました。
 両手取入身投では抜いた瞬間には相手の前から消えていることができず苦労しました。師範の両手取呼吸投気の流れで坂谷さんがぶわっと宙に舞ったのが印象的でしたが、自分ではこの技が全く上手くできず、呼吸法って難しいなと今更思わされました。
 今年の合同稽古も大変有意義だったと感じます。内田先生及びともに稽古をしていただいた皆さん、貴重な体験をありがとうございました。

◎小川彩
 今回、初めて岡山合同稽古に参加しました。これほど多くの合氣道に精進している方と交流ができるとは思ってもみませんでした。稽古が始まる前、色んな人と諸手取り呼吸法をしましたが、人それぞれ体の動きが違ったので多くのことを吸収できる良い機会でした。また、徳島大学OBの女性の先輩と稽古をしたとき、諸手取りの握力の強さに驚きました。内田先生のご指導のもと、大勢の方々と稽古をしたのは緊張しましたが、普段の稽古以上に氣が感じられる環境であり、とても楽しかったです。主催してくださった皆様、ありがとうございました。来年もぜひ参加したいです。

◎曽我部萌
 合同稽古もまた、今年初めて参加する行事でした。内田先生をはじめ、いつも岡山でお会いする道場の方々、鳥取大学のみなさん、そして初めてお会いした茨城大学のみなさんやOBの方々など、たくさんの人と稽古ができてよかったと思います。
 稽古前にはいろいろな人のところへ行き、諸手取り呼吸法の相手をしてもらいました。道場の方や鳥取大学のOGさんが前より良くなっているとおっしゃってくださり、うれしかったです。稽古は思いのほか体力を使いました。一時間半の稽古でしたが、かなりの運動量だったように思います。さまざまな体格の相手に次々技をかけていくのは合同稽古ならではだと思いました。
 来年の合同稽古のときにはさらに良くなっているように稽古をがんばりたいです。

◎竹内幸熙
 昨年に引き続き参加させて頂きました合同稽古。自分の代は昨年ある程度参加しましたが,今年は徳島大学からの一年生は一人のみの参加でありました。三瓶山合宿以来の鳥取大学の面々に再び会ひみんな袴を着けてゐるな,と感じて自分も早くと思ひ乍らまづは弐級かと心配になりました。
 道場に到着して俄に始まりました,「諸手取呼吸法」。去年はどうすればいいのか分からず,突つ立つている時間の方が長かつたので今年はできる限り多くの方とと思ひました。相手を求めている時に何方かが「ご挨拶がてら」とおつしやつていたので,何か楽しい気持ちになり,自分もそのやうな気持ちも持ちながらさせて頂きました。十人十色,「諸手取呼吸法」の技も形も当然一つでありましたが,其れをする時に頂く助言や各各が特に気にかけている(であらう)所が異なり,之の深さを感じました。水戸の坂谷さんとさせて頂いた時に(多分)お襃めの言葉を頂いた時は嬉しうございました。
 本稽古は,広い道場ながら多くの人があたるやあたらぬやといふ中で,一年間で覚えた技から恥づかしながら忘れてゐた技,氣の流れは特に難しく思はれました。面白いことに初めての技でも技によつては覚えている技から類推することが出來ました。「両手取呼吸投氣の流れ」では,道場生の方が多く快い氣合と共に投げられて何だか愉しくなりました。
 後の直來で,遙遙東より茨城大学の方々が十数名,ほぼ全員いらしてゐたので,鉄道で三時間の徳島大学諸共が余り來てゐない事,少々申し訳なく思ひました。それはさておき乍らも,茨城大学の方々ともお話しできて良うございました。
 皆が氣合十分に一所懸命稽古に励む合同稽古,なんと愉しいものでありませうか。

◎井戸垣信吾
 稽古前の諸手取り呼吸法で、今迄の人生で一番握力を使った。やはり、きれいに技を決める方が沢山いらっしゃた。しかし、力技で押しきってしまう方もいらっしゃった。そして、力技だけでも、ここまでできる人がいるとなると、自分は、技としても、力もまだまだだと実感した。
 高知でのインカレと違って、同じ技でも異なることはなかった。同じ技を、普段接する機会の無い方々を通して学べて面白かった。師範が技で、どんどんお弟子さん方を投げられているときに、師範は、人のなせる領域を超越していることを再度確認した。また、各地のOBさんOGさんの話をきくことが出来た。そして、師範の技が昔と比べ今劇的に進化されていることが、よく伝わってきた。
 茨城大学の方と話して、改めて、徳島大学の一年生の少なさを思い知って残念だった。最後に、師範並びにお弟子さん方、稽古をつけて頂き有り難うございます。



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