徳島大学 合気道部

岡山合同稽古感想文

◎大久保隼人
 二十周年となる合同稽古に参加してきた。僕個人にとっては三回目の合同稽古。挨拶をどうしようか、そればっかり考えていた。
 稽古は二人取り。今まで知らなかった技もできてよかった。
 直会では挨拶も無事に済んで、OBさんや鳥大、茨大の方々、そのほか多くの人と交流できて楽しい時間を過ごせた。
 内田先生、運営してくださった道場生の方、及び一緒に稽古してくださった方々、ありがとうございました。

◎竹内幸熙
 今年も參加致しました合同稽古。何と2年生が一人残らず參加せぬ,そんな合同稽古でした。今年の挨拶,諸手取り呼吸投げ,3年行くと名前と顔が一致して,相手の方々も自分のことを覺えて下さつてゐて,中中會へぬ方々と致しました。坂谷さんや坂尾さんは待ちが多く,自分小心にしてお願ひするはありませんでしたが,去年よりも多くの方々と挨拶ができました。氣合張つて力張つて疲れてきたなと思ふところに本稽古が始まりました。
 體の變更,體の變更氣の流れ,と茨城大學の方と,諸手取り呼吸法は鳥取大學の力が強い人と氣合を入れて細心に出來なきや力でやりました。ここで今回はどんな内容だらうと思ひつつ,最後は二人取りかな等と思ひつつ寝ぼけて師範を見ましたところ,いきなりの二人取り。あらまと思ひ乍らも二人取り。既に握力抜けての二人取り。二人取り呼吸投げ(諸手取り)では,何のけなしにしてゐたことの修正が出來ました。二人取り呼吸投げ後ろ(胸取りと諸手取り),諸手の返しは確りするが肝心でした。二人取り呼吸投げ(第3法の如く),師範からおなかに一發頂きました。二人取り呼吸投げ(片方ずつ投げる),投げられるのが樂しくなりました。二人取り呼吸投げ(袖と肩),ぶーんぶーんの要領で。二人後ろ取り呼吸投げ(つけられた場合),意外とすんなり投げられました。二人取り四方投げ(両手取りと諸手取り),もう聲だけで握力は微塵もありませんでした。座り技呼吸法,ほっと一時でした。
 前回次は着物でと鳥取大學の先輩に頼まれましたので,今回は着物と袴で參りましたが,その先輩はいらつしやらず。何ともかんとも。ただ,直來等でその姿故か多くの方と話が出來てよかつたです。願はくは,出來る限りこの場には之からも參りたいと思ひました。
 あな,皆が氣合十分に一所懸命稽古に励む合同稽古,なんと愉しいものでありませうか。

◎曽我部萌
 三年生にして初めて直会まで参加しました。たくさんの人と稽古したり、お話出来たりしてよかったです。
 稽古は二人取り呼吸投げでした。こんなにたくさん二人取りの技をするのも、こんなにたくさんの種類の二人取りをするのも初めてだったので、かなり体力を使いました。すごく濃い一時間半だったと思います。
 稽古後の温泉や直会では、茨城大学の子やお弟子さんたちと話す機会が得られました。これまでにお見かけしたことはあったもののお話をしたことのない方々が、全国さまざまなところから合同稽古に参加されていることを知りました。徳大合気道部は大学の部活の一つですが、こんなにもたくさんの人とつながっているのだなと感じました。
 また、最近では握りの強さをほめていただくことがときどきあります。嬉しい限りです。今度は技が上達したとほめていただけるようにがんばりたいです。
 合同稽古に参加された皆様、ありがとうございました。

◎吉永有希
 遠征で初めて、岡山県を訪れました。今まで見たことのない景色を見て歩いてしているうちに、どのような稽古なのかということで頭がいっぱいになりました。ただ、ほんの少し前までは寒かったので厚めの服装にしたというのにその日に限って急に暑くなり、稽古前からばてそうだと思いました。
 目的地にたどり着くとすでに、稽古前のもろ手取りの練習が始まっていました。多くの人が次々に練習していくのを見て、どう混ざっていけば良いのかわからずためらってしまいました。その時に自分が最も驚いたのは、急に視界が変わったと思うと突然背中に衝撃が走り、その後で自分の体が宙に浮いたことに気づくというようなもろ手取りがあったことです。レベルの格差を思い知りました。
 稽古は二人取りでした。一度合宿でやったことはありましたが、まだうまくできなかったので、やはり難しいと実感しました。
 また、この稽古で小学生が頑張っているのを見て、私も頑張らなければと感化されました。
 この合同稽古で多くの人と会って、自分の見聞を広めることができました。



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